どうやら昴くんの熱は下がったようです。
もちろん完治しているわけではありませんが・・・;
いらっしゃいませ、雪野です。
今日は昴くん、雪野家へ来るんですって。
病み上がりなのに。
「実家で休んでたら??」
って言ってみましたが、来るってさ。
大丈夫かしら・・・??
さて、「付き合うキッカケ7 ~ぬくもり~」の続きです。
ようやく完結!!!・・・するのかなぁ?
神様・仏様・雪野様の思うがままですよ・・・。(にやり)
さて、続きをどうぞ。
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ヒコから一方的に話し合い(?)を中断され、途方に暮れる雪野。
そして、その手を優しく引いてくれる昂。
どこに行くべきか解らなくなった私にとって、唯一の道しるべだった。
その日は山岸宅へ。
道中、寒いのを見かねてコートを貸してくれた昂。
そんな人の暖かさに触れながらも、頭はパニック・・・というより真っ白な白紙の状態。
何も考えられなかった。
数日後、意を決してもう一度ヒコと会うことにした。
場所は最初に話し合いをしたファミレス。
昂に同席して欲しかったが、今回はどうしても無理だった為、一人で。
家出して、初めて一対一でやりあう事に。
その時の話も、ヒコは一環して「別れない」との方向だった。
30分ほど話し合ったが、やはりヒコが痺れを切らして店を出ようとしていた。
その日、彼は私の車で話し合いの場まできていた。
車も家と同様、鍵を取られていたままだった為、コレだけは奪わないとと思い、彼が席を立った瞬間に車まで走り、エンジンをかけ、その場を後にした。
案の定、ヒコから電話。
「オイ!!車返せよ!!」
お前の車じゃないだろ!!とツッコミを入れつつ、渡さない意思を見せる。
すると・・・
「じゃあ、返さなくていいから迎えに来いよ!」
・・・・・・。
呆れてモノも言えません。
この人はバカなんじゃなかろうかと・・・。
私はお前のアッシー(古っ)かぃ!!
無視してそのまま電話を切り、電源もOFFにしました。
そのまま、山岸家へ持っていき、バッテリーを抜いてもらい、動かないようにしてもらいました。
これでヒコも、合鍵があろうと動かせない。
それから、山岸ママと山岸と、法律に詳しいユミちゃんの彼氏と私で話し合い。
警察に
連絡することになりました。
正確に言えば、交番で相談するということなのですが、そのまま交番へ行き、ありのままを警察官の方に離しました。
内心、警察官の方にはテレビで見るように「アナタの自己管理が成ってないからでしょ」なんて冷たく言われるのを覚悟で行きましたが、とても優しく、色々なアドバイスをしていただきました。
まぁ、その時にその交番から電話した「ストーカー対策」しているところの人は冷たかったですが・・・。
やっぱり、地域に密着した交番とかの警察官の人は好きです。
一部の心無い警官さんたちのせいで、肩身が狭いだろうけど、頑張って欲しいもんです。
ちなみに、後々ヒコと別れ、家を取り返したとき、その時の担当の警官さんから電話があって「大丈夫ですか?」と連絡がありました。
心配してくれてたそうです。
心ほんわかです(^人^)
あ、話が逸れた。
後日、ヒコへメールをして
「これ以上、この状態を続けるのであれば、警察にストーカーとして通報します。」
と伝えました。
実際はストーカーとして訴える事はできない状態(家・車の鍵共に私が渡してしまっていた)ですが、脅すために「ストーカー」扱いにしてみました。
返事は「出て行く」との事でした。
ようやく・・・。
ヒコの都合もあり、メールから3日後に出て行く約束を取り付けました。
鍵も、恐かったので直接受け取るのではなく、新聞受けに入れてもらうようにしました。
3日後
ようやく彼も出て行き、鍵も交換し、自分の家へ戻ってきました。
約2ヶ月くらい?
それすらも曖昧だけど、とことん長かったその時間。
山岸家の人たちや、加弥、昂、警察官の方々、先輩、友達・・・。
沢山の人たちに助けられ、支えられて戻ってこれました。
感謝の気持ちしかありません・・・。
一生をかけて、感謝し続けていこう。
そして、これから笑顔で過ごしていく事を最初の恩返しにしていこう・・・。
そう決意したのでした。
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えーっと、ヒコ本編終わりました。
長かった・・・。
本当は前・中・後編という3部構成くらいにしようと思ってたんですけど、そうもいかなかったみたいです;
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました(^人^)
えー・・・これから半年ほど、4番目の彼氏、勇貴さんとオツキアイをするわけなんですが、その頃の話はまた次回にでも・・・。
(半年って短いなぁ。)
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