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私、雪野を形成する過去と今のお話。 未来に、誰かに繋がることを願って・・・。
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雪野
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OL
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モノ作り。
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福岡市在住の21歳 性別は女性。

自他共に認める器用貧乏。

手先が器用なだけですが・・・。

ココは私が過去に経験したことや、今のことの記録の場として残していこうと思っています。
忘れないうちにメモ!!
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おつかれんこん。
雪野です。

唐突ですが、ヒコシリーズの番外編・・・作ってみました。
気分はストーカー被害者ですわ。
ってくらい、自意識過剰な時期がありました。
ヤダヤダ。

ちょっとしたことでも、こんな風に感じちゃうんです。。。


-----

ヒコと別れた(というか出て行った)次の日から、ちょっとした嫌がらせが続いた。
電話が散々かかってきて

「慰謝料よこせ」

だの

「(出て行ったせいで)荷物がなくなったから、その分弁償しろ」

だの・・・。
正直な話、「知るかっ!」ってかんじ。
支払わないし、こっちの責任じゃない!と言って電話を切るも、ずぅぅぅーーーーーっとかかってくる。
電源を切って、しばらくして電源を入れると同じようなことを書いてあるメールが数件・・・。
勘弁してくれ。

そして無視しつづけたら今度は

【まだ好きなんだ。また付き合って欲しい】

【今、カウンセリングに来ていて、カウンセラーの先生が「彼女(雪野)はまだアナタ(ヒコ)のことが忘れられないから無視したりするのよ」ってことを言っていた】

【「彼女(雪野)の恐怖感から救えるのはアナタ(ヒコ)しかいない」とカウンセラーに言われた】

うんぬんかんぬん・・・。
こちとら好きでもなんでもないし、カウンセラーがそんな無責任なこと言うわけないだろ!!
という明らかに「嘘」だとわかるようなことを言ってのける始末。

未だに何がしたかったのか、謎。
多分、私が一人暮らしで、お金も大体は出していたから、居心地が良かったんだろう。
お前はヒモかと問いたい。
小一時間ほど問い詰めたい。

そんな事が続くもんだから、夢にまで出てきて、追っかけられるという・・・。
結構ストレスたまってきた矢先、こんな事が・・・。

私の家はエレベーター無しのマンションで2階の一番奥の部屋に住んでいるんですが、ソコに行くには階段を上って廊下を歩く。
至極当然の行為があるわけなんだけれども。
階段を上っていくと廊下に出ます。
廊下には1mくらいの高さで壁があるんですけど、その上に

ヒコが吸っていた煙草のボックスが立ててありました。

Σ(;◇;)!!←その時の雪野。

もしかしてウチに来た?!
ストーカー化した?!!
鍵変えたけど、合鍵作られてたり?!!!
部屋にいるのか?!!!!!!!(泣)



・・・・結局、部屋は無事だったし、ヒトが入った形跡も無かったので、何ともなかったのですが、アレは本当に焦りました。
多分ヒコのことがなければ、何とも思わなかったことなのに。
結構恐怖感っていうのは根強いな。
なんて考えちゃったり。

で、今現在、山岸は相変わらずヒコと仲がいいので、よく彼の話を聞きます。
でも、それだけでも心臓が「ドキッ」って震える。
日が経つにつれて、それが大きくなるのがわかりました。

彼には恐怖しかないんだな。

そう実感したのでした。

-----
今でも、一人で部屋にいて、いきなり物音がすると「ビクッ」ってなります。

あと1年くらいは続くかなぁ。。。


リンクからブログランキングをクリックいただければ、少しビクッと感がおさまるやも??
←←←

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どうやら昴くんの熱は下がったようです。
もちろん完治しているわけではありませんが・・・;

いらっしゃいませ、雪野です。

今日は昴くん、雪野家へ来るんですって。
病み上がりなのに。
「実家で休んでたら??」
って言ってみましたが、来るってさ。
大丈夫かしら・・・??

さて、「付き合うキッカケ7 ~ぬくもり~」の続きです。
ようやく完結!!!・・・するのかなぁ?

神様・仏様・雪野様の思うがままですよ・・・。(にやり)
さて、続きをどうぞ。



------
ヒコから一方的に話し合い(?)を中断され、途方に暮れる雪野。
そして、その手を優しく引いてくれる昂。

どこに行くべきか解らなくなった私にとって、唯一の道しるべだった。

その日は山岸宅へ。
道中、寒いのを見かねてコートを貸してくれた昂。
そんな人の暖かさに触れながらも、頭はパニック・・・というより真っ白な白紙の状態。
何も考えられなかった。

数日後、意を決してもう一度ヒコと会うことにした。
場所は最初に話し合いをしたファミレス。
昂に同席して欲しかったが、今回はどうしても無理だった為、一人で。

家出して、初めて一対一でやりあう事に。
その時の話も、ヒコは一環して「別れない」との方向だった。
30分ほど話し合ったが、やはりヒコが痺れを切らして店を出ようとしていた。
その日、彼は私の車で話し合いの場まできていた。
車も家と同様、鍵を取られていたままだった為、コレだけは奪わないとと思い、彼が席を立った瞬間に車まで走り、エンジンをかけ、その場を後にした。

案の定、ヒコから電話。

「オイ!!車返せよ!!」

お前の車じゃないだろ!!とツッコミを入れつつ、渡さない意思を見せる。
すると・・・

「じゃあ、返さなくていいから迎えに来いよ!」

・・・・・・。
呆れてモノも言えません。

この人はバカなんじゃなかろうかと・・・。
私はお前のアッシー(古っ)かぃ!!

無視してそのまま電話を切り、電源もOFFにしました。
そのまま、山岸家へ持っていき、バッテリーを抜いてもらい、動かないようにしてもらいました。

これでヒコも、合鍵があろうと動かせない。


それから、山岸ママと山岸と、法律に詳しいユミちゃんの彼氏と私で話し合い。

















警察に















連絡することになりました。

正確に言えば、交番で相談するということなのですが、そのまま交番へ行き、ありのままを警察官の方に離しました。
内心、警察官の方にはテレビで見るように「アナタの自己管理が成ってないからでしょ」なんて冷たく言われるのを覚悟で行きましたが、とても優しく、色々なアドバイスをしていただきました。
まぁ、その時にその交番から電話した「ストーカー対策」しているところの人は冷たかったですが・・・。

やっぱり、地域に密着した交番とかの警察官の人は好きです。
一部の心無い警官さんたちのせいで、肩身が狭いだろうけど、頑張って欲しいもんです。
ちなみに、後々ヒコと別れ、家を取り返したとき、その時の担当の警官さんから電話があって「大丈夫ですか?」と連絡がありました。
心配してくれてたそうです。
心ほんわかです(^人^)

あ、話が逸れた。


後日、ヒコへメールをして

「これ以上、この状態を続けるのであれば、警察にストーカーとして通報します。」

と伝えました。
実際はストーカーとして訴える事はできない状態(家・車の鍵共に私が渡してしまっていた)ですが、脅すために「ストーカー」扱いにしてみました。
返事は「出て行く」との事でした。

ようやく・・・。

ヒコの都合もあり、メールから3日後に出て行く約束を取り付けました。
鍵も、恐かったので直接受け取るのではなく、新聞受けに入れてもらうようにしました。




3日後
ようやく彼も出て行き、鍵も交換し、自分の家へ戻ってきました。
約2ヶ月くらい?
それすらも曖昧だけど、とことん長かったその時間。
山岸家の人たちや、加弥、昂、警察官の方々、先輩、友達・・・。
沢山の人たちに助けられ、支えられて戻ってこれました。

感謝の気持ちしかありません・・・。

一生をかけて、感謝し続けていこう。
そして、これから笑顔で過ごしていく事を最初の恩返しにしていこう・・・。
そう決意したのでした。



-----





えーっと、ヒコ本編終わりました。
長かった・・・。
本当は前・中・後編という3部構成くらいにしようと思ってたんですけど、そうもいかなかったみたいです;
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました(^人^)

えー・・・これから半年ほど、4番目の彼氏、勇貴さんとオツキアイをするわけなんですが、その頃の話はまた次回にでも・・・。
(半年って短いなぁ。)


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眠い・・・眠いよママン!!
雪野です。

皆さん、連休はどのように過ごされたのでしょうか??
私、とある祭りに参加して踊ってきました。
お陰で疲労感たっぷり。
まだまだ、私用でやらなくちゃいけない仕事が山のように・・・。(((゚皿゚;)))ガクガク

さて、「付き合うキッカケ6 ~テノヒラ~ 」の続きです。
ようやく昴くんの登場。
でもあまり活躍してない彼。
今回は活躍するかな??

こうご期待!!

-----

結局、ヒコは私に「所有物」としての価値観しか見出してなかったんじゃないかと思う発言連発。
散々言われまくり、落ち込む私。

その時、口を閉ざしていた昂がヒコへ話し掛ける。

「〇〇さん(雪野の苗字)、久しぶりに会ったんだけどさ、さっき見た時、すごいやつれててビックリしたんだよね。体力的にもツライみたいだし、家にも戻れないみたいだから、出て行くのはムリなのかな。」

「そんなの俺も回りに”痩せたな”って言われたし。雪野も自分ばっかり被害者面してさ、俺悪者にして楽しい?ったく・・・コッチが被害者だよ。」

なにー!!お前が被害者だって?!!笑わんな!!・・・と心の中で叫ぶ私。
続けてヒコがとんでもないことを言い出した。

「こっちもさ、散々迷惑被ってんだから慰謝料請求したいくらいだよ。あー・・・20万でいいや。慰謝料持ってきてよ。そしたら別れるからさ。」

・・・ありえん。。。
開いた口がふさがりませんでした。
結局、お金かよ。

要は、母が亡くなり、一人だけの生活私が寂しがってたから一緒に住んでやった的なことを言ってました。
誰が一緒に住めと言ったか!!
確かに寂しかったけど、一緒に住んでとは一言も言ってないし、むしろウチに荷物増やしていったのはアンタだろうがっっ!!
怒りに身を任せようとした私を昂は制止します。

「それは言い過ぎじゃないかな。どちらにしろ、家は雪野さんのものなんだし、君は出て行くべきじゃない?」

「はぁ?だからさっきも言ったみたいに、俺も金払ってるんだって!・・・ったく・・・話になんねー。俺明日早いんだからもう帰るからな。」

なんだとー!!
自分から呼び出しといて何様だ!!
色々と呼び止めてみたものの、さくさくっと彼は帰っていきました。
なんだったんだ・・・。

結局、昂くんと私はファミレスに取り残された状態に・・・。
その場に居てもしょうがないので、その日は結局帰ることに・・・。

帰り、山岸家までは徒歩で帰るというと、昴くんが送ってくれる事になりました。

ただ、私は気が抜けてしまって・・・。
一度は好きあっていたヒコから「慰謝料」を請求されたり、結局のところ、最後の方は私のことが好きで一緒に居たわけではないということが分かってしまった。
好きという感情がなくなったとはいえ、落ち込みました。

ずっと握り締めていた掌は、握りすぎて血が滲んでいました。

無言の道程。
先に口を開いたのは昂でした。

「・・・大丈夫か?」

「なんとか・・・ね。大体は予想してたことだったけど・・・さすがにショックかな・・・」

たしか、そんな会話。

「ずっと、手握りしめてただろ?痛くない??」

よく観察してるなーと思いつつ、「ちょっと痛い」と正直な感想を述べてみました。
すると・・・
手を・・・繋がれました。

「こうでもしないと、また握り締めるだろ?」

温かい・・・。
手はすっかり冷え切っていた為、温かさが身にしみた。
触れ合った手と手が熱を交換している。
言葉を話す気力も体力も無くし、心も身体も冷め切っていた私に、人の体温が戻ってくる。
私は何か言わなければと思いましたが、何を言っていいかもわからず、そのまま手を引かれ、家路につくのでした・・・。




あの後、昴くんの手に血がついてなかったか・・・心配になりました。
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今朝の朝食はモモ缶のヨーグルト和えでした。
昂くんが私のリクエストで作ってくれました。
前日帰りが遅かった(朝方4時過ぎ;;;)ので、朝は食欲ナイからと言ったら、リクエスト通りに。。。

んー、最高☆

さて、一昨日から再開しております「ヒコのこと」シリーズ。
今日は昨日の「付き合うキッカケ5 ~差し込む光~」の続きです。
前回同様、結構長めに書いてみました。
そして、ようやく昂くんが登場!(前振り長すぎ??;)
懲りずに見てやってください。

-----

ヒコからの呼び出しを食らい、半ば勢いでOKを出してしまった私・雪野は内心怯えていた。
待ち合わせ場所は公共の場だが、キレると何をするかわからないヒコ。
口が達者で、いつも言いくるめられてきた為、今回も同じようになるのではないかと不安でしょうがなかった。

そんな時、昂の顔が浮かんだ。
私が困った時や苦しい時、いつも適切で納得のできる答えへと導いてくれたヒト。
尊敬できる兄のような存在。
彼なら・・・
彼だったら話せるかも知れない、今までのことを・・・。

携帯電話を手に取った。
さっきまでヒコと話をしていた携帯を。
彼に関するものには、もう何も触れたくなかったが、それが昂に代わると思うと、平気だった。

電話帳から昂の番号を検索する。

電話を鳴らす。

1コール目・・・2コール目・・・・・・・


「もしもし?」

久しぶりに聞く、安心する声。
優しいトーン、さっきまで恐怖を与えていた音とは違う声。

「もしもし、おにいちゃん?・・・雪野ですけど・・・元気?」

「おー、久しぶりー。うん、元気よ。そっちは?・・・・・・どうしたん??」

・・・気が緩んで泣いてしまった。
泣きながら、今までの経緯を話した。
浮気のこと、暴力のこと、今家を逃げ出していること、呼び出されてどうしていいか解らないこと・・・。

昂は「うん・・・うん・・・」と相槌を打つ程度で私が話し終わるのを待っていた。

ひとしきり、状況を説明し終わり、昂が口をひらく。

「そうか・・・大変だったんだね・・・。今からその彼(ヒコ)に会いに行くの?」

「うん・・・でも、一人で会うのは恐い・・・。何されるかわからないから・・・。」

「一緒についていこうか?」

彼から申し出てくれた。
ただ、その頃、彼はまだ麻依さんと付き合っていた。

「ついてきて欲しいけど・・・もしかしたら彼(ヒコ)から手を出されるかもしれないよ・・・。お兄ちゃんが傷つくのも恐いよ・・・・」

自分で電話をしておきながら、他人の彼氏を危険な目にあわせてもいいものか・・・気持ちは半々だった。

「大丈夫だよ。ある程度の腕っ節は持ち合わせてるつもりだし。人間的に成長したから少々のことじゃ、俺から手を上げることはないから。・・・ね?」

「・・・・うん・・・・・。」

30分後、昂の家の近くで待ち合わせする事になった。
時計は既に23時を回っていた。
昂は次の日も朝早いというのに・・・。

ファミレスから少し離れた小学校で落ち合うことになった。
校庭の隅のコンクリートに腰をかける。
季節は冬。
セメントの無機質な冷たさが身体を襲う。
身体が震える。
寒さからなのか、恐怖からなのか解らなかった。

5分ほど待つと、頭の上から声がした。
見上げると優しい笑顔がこちらに向けられている。
昂だ。

「待たせて、ごめんね。」

「んーん、私も今来たところだから・・・こっちこそごめんね、お兄ちゃん」

「いいんだよ。可愛い妹分の頼みだからね。」

そういいながら笑顔を作り、私の頭を撫でる。
この人はこちらの気持ちを汲んで、安心させる術を知っている。
身長も高く、身体も作りこまれていた。
顔も、若干彫りの深い顔立ちに切れ長の目、サラサラした短めの髪という『男前』だ。
そして優しくて大人。
物事をまっすぐに捉えることが出来る人。

この人が彼氏だったらいいのに・・・。

何度この言葉を押し込めてきただろう。
それなら気持ちを伝えてしまえばよかったのかもしれないが、彼には4年も付き合っている彼女がいる。
彼を困らせたくなかったし、何より伝えてしまった後、拒絶されるのが恐かった。
それまで、彼を兄と思うことで気持ちを整理してきた。

「コノ人ハ、オ兄チャンナンダ」

自分の中でこの言葉を巡らせ、暗示をかける。
そうすることでしか、気持ちを抑えることが出来なかった。

一通りの経緯を二人でおさらいし、ヒコと待ち合わせしているファミレスに向かう。
中は暖房の効いている為、冷えたからだが少しずつ暖められていく。
そんな中
ヒコを見つけた。
手の中で握りこぶしを無意識に作る。

膝が震えていた・・・。

一時期離れていたから、少しは恐怖感が納まっているのだろうと思っていたのに・・・。


ヒコがこちらに気づき、私たちを見上げる。
一時の沈黙・・・

「・・・で、何?」

先に口を開いたのはヒコだった。

「・・・だからさ・・・別れてよ。」

「何で俺がその件で折れなくちゃいけないわけ。雪野の自分勝手のせいで俺が嫌な思いをしなきゃいけないわけ。そんなの了承するわけないだろ」

「でも、もう気持ちがないんだから別れるしかないでしょ。私はアナタに恐怖感しかないんだから。」

そんなやり取りが続く。
ヒコの言い分としては、全て私の思い通りになるというのが気に入らないらしい。
私が頭が悪いから、言葉で言っても解らないから手を上げるんだと。
男女関係ないんだと。
たしかそんな感じのことを言っていた。

まるで、私が躾の悪い犬のよう。

私は彼のペットじゃないのに・・・。

馬鹿にされ、罵倒されて、言い返すとそれ以上の言葉を突き刺してくる。

段々と・・・
自分の存在がいけないのかと・・・
“雪野”という存在が居ないような気がして・・・。
ヒコの“所有物”であって、私という存在ではないんじゃないかと・・・。

そして、彼の言葉が恐くて、何も言えなくなってくる。

私は只々、自分の手を血が出るほど握り締め、痛みで自分を確認するしか出来なかった。



「私」という存在はいらないのでしょうか?
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つぶつぶしたものが好きです。
雪野でーす。

さて、昨日から再会した「ヒコのこと」シリーズ。
タイトルに「付き合うキッカケ」って入れてますけど、一向に昂さん登場しませんね。
あーぁ。
一応、このブログの主人公(?)なんだけどなー;;;

まぁ、もうちょっとで出てきます。
暫しオツキアイを。

前回、「付き合うキッカケ4 ~灰色~」 の続きです。


約2ヶ月半ほど、私は山岸家で厄介になった。
朝、山岸家から会社へ行き、またココへ帰ってくる日々。
そんな中、新しい彼氏が出来た。
正確にいえば、ヒコとは別れきれていなかったから、「浮気」になるんだろうか・・・。

相手は、とあるところで知り合った、有貴(ユウキ)さんという、3つ年上の人。

優しさに引かれた。

今思えば、あの時はヒコのことで疲れきっていて、優しくしてもらえれば、誰でもよかったのかもしれない。
もしかしたら、「有貴さんと付き合うから」という理由付けのために付き合っていたのかもしれない。
もちろん愛情があったけど。
ただ、冷静には選べていなかったんだと思う。
正直なところ、ヒコのことでも頼れなかった。
というより、頼りたくなかった。
優しすぎて、傷つきやすい人だったから。

ただ、有貴さんと一緒に過ごすということを支えに、山岸やその家族の人たちと結託して、戦っていた。

その間、ヒコからは毎日のように電話やメールが「帰ってこい」との催促の連絡が来ていた。
もちろん、山岸家にも連絡は行っていたが、私が居ることは内緒にしてもらってた。

ストレスでよく体調を崩すようになり、体重は減っていないのに、周りからは「やつれたね」と言われるようになった。

精神的にも、肉体的にも限界だった。
山岸家の人たちはよくしてくれるけれど、やはり自分の家に帰りたい。
私が居ない間、私が払った家賃でヒコはのうのうと暮らしていることを思うと、余計に私の居場所を取り返したくなった。
(ちなみに、ヒコはウチでかかった家賃・光熱費などのお金は全体の3分の1程度しか払っていませんでした。)

そして・・・

決戦。

毎日かかってくるヒコの電話に出た。

「(電話をとる)・・・何?」

「何じゃないだろ。戻って来いよ。」

「嫌。ヒコが出て行かないと私も帰れない。アナタのことはもう好きでもなんでもないし、早く出て行ってください。ソコは私の家です。アナタには帰れる場所があるでしょ。私にはもうソコしかないのよ。だから出て行って。」

「はぁ?俺も家賃払ってるだろ。俺も住む権利はあるんだよ。」

「何言ってるの?半分も払っていないのによくそんな事が言えるね。契約も私の名前で契約になってるんだし、アナタには出て行ってもらう権利があるのよ!」

電話でそんなやり取りをしていました。
お互い喧嘩腰です。
そして、ヒコから「出て来い」といわれました。
半ば脅迫的な言い方で。
その頃は彼の声を聞くだけで、動悸が走り、手が震えるほど「恐怖」というものを植え付けられていました。

ある意味圧倒的な存在だった。

彼の申し出を了承し、1時間後、ファミリーレストランで落ち合う事になった。

ただ、一人で行く勇気はなかった。
そんな時に限って山岸は外出中でついてきてもらうことは出来なかった。

色々な考えを巡らせ、昂のことを思い出した。
彼に迷惑はかけたくなかったが、どうしようもなくなっていた。
手を差し伸べて欲しかった。
そして、それは彼がいいと思った。


私は震えながら、携帯を手にしていた・・・。



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