彼女なワケ。（4：遠い時間）

結局やーん。
雪野です。

順序良く、読みやすく、わかりやすく書くって難しい。。。

痛感しております((;ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ 

しかし･･･

コウさん、材料にしてて(ﾟ人ﾟ)(-人-)ゴメンネ

とりあえず、あと3回で･･･終わるといいな(●´ω｀●)ゞｴﾍﾍ

あっ、本編にも書いてるのですが、コウさんには私がアニメーションのように見えるらしいです。
残念ながら三次元の中で生きていることを、ココで主張してみました。

では。



前回のおさらいは彼女なワケ。（3：小さな言葉）


今回の分は、つづきはこちら。からどうぞ。





ポチも押してみてください☆

3週間後、彼女と会う約束をした。
二人とも酒好きということが幸いして、彼女の家で俺がセレクトした酒を呑むことになった。
バイクに乗りたいという彼女発っての希望で、翌日はドライブへ行く。
しかも、今まで相談に乗っていたお礼にと、夕飯をご馳走してくれるらしい。

・・・3週間後が待ち遠しい。









約束をして数日、珍しく俺から連絡をした。


「仕事、辞めることにしたよ。」


驚いたリアクションと質問攻めに、無難な答えを並べてみた。
本当の理由は、彼女・・・。
夢を描き、それに向かって走り始めた彼女が羨ましいと同時に、凄く輝いて見えた。
そして、彼女の近くにいけることも・・・要因じゃないと言えば嘘になる。
邪な考えが頭を巡る。
決して、そんなことは無いと自分自身に言い聞かせた。

それに・・・実際にいいキッカケになったことは確かだ。




最後の電話からは、殆ど連絡を取らなかった。

特に理由なんてない。

ただ、想いは少しずつ募っている。


その日から･･･
早く仕事を辞めたいからなのか
彼女に会いたいからなのか・・・


いつもより、時間の流れがゆっくりと感じられ、少し嫌気がさしていた。





とうとう再会の日の前日になった。
スケジュールを固めていなかったのもあり、確認の為に電話。
5回のコール後、留守番電話の無機質な音声が流れる。

電話を切った。

聞きたいのは、こんな冷たい音じゃない。


彼女のアノ声。






数時間後、着信。


時間はもう深夜をまわっていた。
電話に出ると“出れなくてごめんね”と謝罪が入る。
毎日何かしらの予定に追われ、忙しそうに動き回っている彼女。
早めに予定を終わらせて、急いでかけてくれたそうだ。
大まかに翌日の予定を確認したあと、世間話。
アニメーションのようにクルクル表情を変える彼女に、自然と笑いが零れる。


ついつい話込んでしまい、結局、寝たのは朝の4時。
あれから2時間以上話していた。


次の日、起きられないといけないからと、彼女がモーニングコールをしてくれるそうだ。



きっと目覚めのいい朝になるんだろう。
 
 





箱は壊れ、中身だけが残った。
次第周りを取り込んで、大きな、一つの感情が露わになりつつあった。
見て見ぬ振りをしていても、結局いつかは認めてしまう。

本当の気持ちを・・・。
 

 

そして・・・あのコは、まだ何も知らない。

 

 

 

 

目覚めたら、空は晴れていました。
ぽちっとお願いします。