連続投稿。
雪野です。
思い立って、コウさんのことを小説にしてみました。
多分3話くらいで完結するんじゃなかろうか・・・。
コウさんが、私に気持ちを打ち明けてくれたとき、教えてもらったことを基に、私なりの考えや見方を入れて、「コウさん目線」で書いてみました。
読んでいただけるとコレ幸い。
感想いただけると踊りだしますw
つたない文章ですが、よろしければどうぞ。
つづきはこちら。から本編です。
“あのコ”から電話があった。
ひどく落ち込んだ様子で、いつものような元気は無い。
それまで、明るく落ち込んだトコロを見せたことがない彼女が俺に初めて見せた弱い部分。
ただ、「彼と別れるかもしれないの・・・。」と話す彼女の声は、小さく震えていた。
最近できた友達
親友の彼女
彼氏の親友
そんな俺達の関係性。
アイツのことが大好きで、彼女はいつもアイツ後ろをくっついて。
小さくて、どんなに苛めてもニコニコしていた。
それがなんだかおかしくて・・・まるで子供の時に買っていた犬みたいに。
彼女が落ち込むなんて思わなかった。
彼女が泣くなんて思わなかった。
最近アイツとうまくいってなくて、明日話し合いをするのだと言った。
どうしたらいいか、わからない、と。
アイツから、何かきいていないかと言っていた。
か細い声が、受話器を通して頭の奥に反響する。
“そんなにアイツが好きなんだね。”
“大丈夫だよ。”
自分で放った言葉が、ちくりちくりと何かを刺した。
ホントはわかってる。
アイツがそんな風になる時は、もう心の中で何かを決めている時。
もう、引き返せないと考えているのだろう。
だからこそ、彼女のことがほっとけなくて・・・。
きっと、凄く傷つくことがわかるから。
初めて会った時に芽生えた小さな好意。
箱に入れ、蓋をして、鍵をかけていたアノ感情。
あの箱から、コトリッと何かが動く音がした。
最近できた友達
親友の彼女
彼氏の親友
それが俺達の関係性。
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